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2011年05月01日

スタッフのGW情報で思い立った?訳ではありませんが、福岡市博物館へ大北斎展を観に行ってきました。

その作品群約300点は普通に見ても2時間はたっぷりかかりますよ。

赤富士
家人が買った赤富士のクリアファイル



浪裏
ご存じ神奈川沖浪裏の絵ハガキ

大胆な構図で知られる富嶽三十六景などの版画もさることながら、画狂老人卍と名乗った晩年の肉筆画は正に驚嘆すべきものがあります。

「赤壁の曹操図」
赤壁曹操図
エー88歳でこれ書いたの〜? 現物は結構大作です。 

ヨーロッパで、日本から送られてくる陶磁器の隙間の詰めものとして、北斎漫画が使われていたのが、北斎が注目されるきっかけになったとか。
それだけ当時、巷で北斎が親しまれていたということでしょうね。

120畳の大達磨の復元図
大達磨
博物館のホールにかかっています。

ハンブルグ浮世絵コレクション展にも勢いに乗って行ってきました。

こちらは歌麿、広重、写楽などの錦絵が中心ですが、やはりその版画の精緻さに圧倒されますね。

絵師だけでなく、彫師や重ね摺りの技術には目を見張るものがあります。
版画の制作工程にはしばし見入ってました。
日本人は本当に細やかですね。
なんで、あんな降りそぼる細い雨の線を版画で表現できるんだろうと思います。

こちらのほうにも北斎の繊細な摺物がたくさん展示してありますよ。

こちらの浮世絵展は5月8日までです。
行かれる方はお早めに!

2011年04月19日

写真家西島善和氏が博多湾をテーマに写真を撮っています。

昨年の「水平線−博多湾」の個展の時に観た作品の中にすばらしいものがあったので、是非、事務所の応接室に展示したいと話していたところ、先日、私の事務所のために最新の撮り下ろしの作品を持ってきてくれました。
応接室


今回の作品は2点。

香椎浜で働く「タグボート」
タグボート


長垂海岸通りの「道標」
道標

タイトルは私が勝手につけました。西島さんごめんなさい。

「道標」は税理士たるもの、「顧問先の進むべき道を指し示し、その鑑たれ」という想いをこめて撮られたそうです。

又、湾内で大型船舶を誘導するタグボートに、「当事務所が縁の下の力持ちになって顧問先を支えよ」というメッセージを伝えてくれています。
タイヤの圧倒的なボリューム感が一瞬、異空間に迷い込んだよう様な錯覚に陥ってしまうような作品です。

事務所に来られる機会があれば、打合せの合間に是非、作品も鑑賞して皆様の感想をお聞かせ下さい。
今年は、福岡アジア美術館で個展を開催する予定がある同氏ですが、反響が良ければ作品を掛け替えに来てくれるかもしれません。

こちらは、月をテーマにした写真集「銀の月」から「美幌」
美幌
凍りつくような屈斜路湖に降り注ぐ月の光がとても幻想的でお気に入りの一枚です。

2011年04月12日

1.震災によるセーフティネット融資拡充

日本政策金融公庫では東日本大震災で被災した企業はもとより、震災に端を発した計画停電や原発に伴う風評被害により経営環境が悪化した中小企業にも平成23年4月1日から半年間、セーフティネット融資を拡充しています。

具体的には、一定の要件に該当する方は、
(1)融資後3年間は基準金利からさらに最大で0.5%引き下げ
(2)融資限度額も最大4億8千万から7億2千万に拡大
(3)融資期間も最大7年以内から8年以内に延長
に融資が拡充されます。

九州でも震災の影響で経営環境が悪化した企業は少なくないと思います。
気になる方は、一度、日本政策金融公庫に相談されてみてはいかがでしょうか。


2.中小企業会計関連融資制度

また、日本政策金融公庫では、セーフティネット融資の拡充策の他に、
「中小企業会計関連融資制度」の取り扱いを平成23年4月から開始しています。

具体的には「『中小企業の会計に関する指針』の適用に関する確認書」を申込書に添付すると利率が0.2%引き下げられる内容となっています。

確認書はA4用紙1枚で、日税連などが公表している「中小企業の会計に関する指針」の適用に関するチェックリストに比べて簡略な内容となっていますので、
企業や作成する税理士にとっては朗報です。
但し、いい加減にチェックする訳にはいきませんので、この制度の適用をうけるに当たっては事前に会計処理について、顧問税理士と打合せしておく必要がありそうですね。

融資申し込みのことなら 福岡市の田中秀樹税理士事務所

桜