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2011年05月21日

昼食は出雲そばを食べることにして、石見銀山からから約一時間かけて縁結びで有名な出雲大社まで。

行った先は出雲大社御用達の店「かねや」
かねや 
14時近くに行ったのに、まだこの有様です。

店外で待つこと約30分、注文してからさらに30分。

お待ちかねの三色割子蕎麦 一人前1000円
三色割子 
約3分で完食 お腹が空いているとあまり食べた気しないかも。
5枚割子を頼んでいる人が多かったですね。

そば湯は、濃厚でしたが、結構イケました。

さて、遅めの食事を終え、出雲大社の参拝のため駐車場から人が出てくる方角に歩いて行くと、早速、巨大なしめ縄が!
神楽殿  

「ホホー、これが日本一のしめ縄かー!」

と感心しながら、二礼二拍手一礼で恭しく参拝した直後に、家人から

「出雲大社は二礼四拍手一礼よ。知らんやったと。」

と言われ愕然とする羽目に。
その発言に疑念を抱きながらも、他の参拝客を眺めていると、中には二拍手の人もいますが、大半の人はやはり四拍手です。

参拝にもローカルルールがあったとは知りませんでした。

「これで我が家の娘たちの将来の良縁のご利益はなくなった。」

と落胆しつつ隣の境内に入っていくと、
なんとそこには60年ぶりの平成の大遷宮にむけて修造中のご本殿と御仮殿(拝殿)があるじゃないですか!

どうやら私達は通常の参拝ルートとは逆に進んでいたようです。
最初に拝んだのは神楽殿でした。
四つある鳥居のうち、二の鳥居(勢溜)までは行きましたが、遠くに見える日本一と言われる宇迦橋の大鳥居(一の鳥居)は時間の都合でくぐるのは断念。

こちらが御仮殿
御仮殿
しめ縄 やや小ぶりです

後で正しい参拝の仕方を調べると、
神社の入り口は必ず一番外側にある「一の鳥居」から順にくぐりましょうと書いてあります。
しかも参道の中央は「正中」といって神様の通り道なのでよけて通らなければならないようです。

参拝の仕方だけでなく、参内する順序まで間違えるという、何ともバチ当たりな参拝でしたが、御仮殿では遅まきながらきちんと作法どおり参拝してまいりました。
もうこのときは大国主大神が機嫌を直してくれるのをただ祈るばかりでした。
  

2011年05月18日

4月後半から5月末までは当事務所にとって、個人の確定申告時に次ぐ繁忙期です。

にもかかわらず今年は千円高速が6月で終了ということで、ゴールデンウィークに山陰・山陽地方を車で回ってきました。

まずは一度見ておかねばと思い、最初に行ったのが2007年に世界遺産に登録された石見銀山地区。
 
龍源寺間歩
  龍源寺間歩

町並み地区方面には車では行けないので、世界遺産センターの大駐車場に車を止めて有料のバスに乗り換えることになります。

世界遺産センターで周辺マップをもらい、すぐにバスに乗っていこうとすると、案内係のおじさんが、
「行く前にここで予習をしていかないと、向こうに行っても『世界遺産って何のこっちゃ?!』になりますよ。」
というので、入場料300円を払って予習をしていくことに。

初めて行く人はやはりケチらずに入場すべきです。

確かに、絶景やシンボル的遺跡があるわけでなく、レトロな町並みと坑道(間歩)が保存されているということが売りなので、歴史的背景等について予備知識なしに行くと、本当に

どこがいったい世界遺産?

と言いたくなるかもしれません。

石見銀山は1526年に博多の豪商神屋寿禎により発見された世界有数の銀鉱山で、大航海時代にはヨーロッパ人にもその存在が知れ渡っていたそうです。

でもどうやって、博多の商人が島根の山中の銀鉱山を見出したのか、が私にとってはとても気になるところです。
韓島沖を航海中に山がギラリと光ったのがきっかけと『銀山日記』に記述があるそうですが、真偽はともかく、その目のつけどころはさすが博多商人ですね。

海から見た銀山
   海から見た銀山

又、中国には銀、日本には絹糸、ヨーロッパにはアジアの香辛料と、それぞれの国の経済的価値に目をつけて、貿易で大儲けしたヨーロッパ人の商才には考えさせられるものがあります。
世界情勢に絶えず目を向けていないと、後れを取るのは現代でも変わりませんね。

羅漢寺
  羅漢寺の開運吉祥弁財天
ここでお金を洗うとご利益が...
せっかく洗った小銭をうっかり帰りのバス代に使ってしまいました。

2011年05月16日

先日、税務署で開催されたある協議会に出席しました。

税務署側出席者は既に軽装ですが、対する税理士会側出席者はほとんどスーツにネクタイでした。
震災の影響もあって、今年、官公庁は一カ月早めて5月から、クールビズを開始したようです。

当日の会議では、税務署担当官もクールビズを勧めてくれたのですが...
税務署ではまだ冷房は入っておらず、当日のひどい雨で窓も開けられない中での1時間半の会議で、汗びっしょりでクタクタになりました。

今年の電力不足の深刻さは、九州も例外ではありません。

一番の電力需要期に計画的に長期一斉休暇をとる企業もあるようですが、税理士みたいに申告期限がある仕事をしているところはそういう訳にはいきません。
国が猛暑による電力不足を申告延長の正当な理由に認めてくれれば話は別ですが...

事務所としても少しでも何かできるところから

と言うことで、

田中秀樹税理士事務所は早速今日からクールビズを開始しました。

スーツにネクタイで来所されるお客様には大変失礼ですが、何とぞご容赦頂きますようお願いいたします。

環境省はさらに、ポロシャツ、アロハシャツ、無地のTシャツやスニーカー、さらにはジーンズでも節度ある着用であれば認めるスーパークールビズを実施するようです。

税務署ではスーパークールビスはまだ先の話でしょうが、いずれは、税務調査も税務署、納税者、税理士の全員が、Tシャツ、ジーパン、スニーカーでお互いのファッションセンスをチェックしながら、立ち会う日がやってくるかも知れませんね。

事務所風景