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2013年11月04日

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先日、人生初、救急車に乗りました。

朝起きてみぞおち辺りが痛く胃薬を飲みましたが、
一向に痛みは治まらない。必死に子供の弁当と朝ごはんを作り、
横になりましたが痛みは強くなっていくばかり。

主人を起こして、病院に連れて行ってもらおうと思うのですが、
この時激痛はまさに「のたうち回る」状態で立つことさえできません。

主人が救急車を呼んでくれました。
救急車に乗っている時もあまりの痛さに目は開けれず、
吐くは過呼吸で手がしびれてるは・・・。
病院で痛み止めを肩に打ったものの効かず、
座薬の痛み止めで少し治まり、それからいろいろな検査をしました。

診断結果としては「急性胃腸炎」との事でした。
20代の頃にも一度、急性胃炎になった事がありましたが、
痛みの度合いがまったく違いました。

正直、出産もしくはそれ以上の痛みだったかも・・・。

何かがあったたのか?原因をよくよく考えてみたところ、
ここのところ寒くなってコーヒーを飲む回数が増えていた。
少しみぞおちが痛いことがあったが、あまり気にしていなかった。
芋掘り遠足で大好きな芋が手に入り食べ過ぎていた。
というところでしょうか?

前日まですこぶる健康に過ごしていて、こんなに変貌すると
本当に「健康」って幸せなことなんだとつくづく感じてしまいます。

主人も一緒に付き添ってくれ、帰ってきたら掃除、洗濯をしてくれ
夕食も弁当を買ってもよさそうなことろですが、ちゃんと作ってくれて、
本当にありがたかったです。

普通の生活がこんなにありがたく幸せなものだという事を
神様が教えてくれたのかもしれません。

あの激痛を家族の誰かが受けるのではなく私で良かったと思うのですが 、

神様、もう少し優しく教えてください。




2013年10月28日

全国書店員が選んだ一番売りたい本「2013年本屋大賞第1位」の

「海賊とよばれた男」読み終えました。
 
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モデルの主人公の国岡鐵造は出光興産株式会社の創業者出光佐三で、

その経営哲学たるものがそのまま小説になっています。

「社員は家族であり、会社の最高最大の財産」と語り

鐵造の率いる会社「国岡商店」は今ではありえませんが、タイムカードなし、出勤簿なし、定年なし。

鐵造の経営哲学もすごいのですが、彼を支える人々も素晴らしい。

戦後、借金だらけになった鐵造に資産家である日田は京都の別荘を売ってまで

鐵造にお金を提供するのです。「提供=あげる」というんです。

当時6000円で、現在の8000万円〜9000万円 相当。

国岡商店を支える社員も皆大変な仕事をこなしているのですが、皆生き生きとしています。

本を読んだ後には、彼ら(鐵造、日田、社員すべて)の功績がなければ、

日本の石油に関わる経済はかなり遅れて発展していったのではないかと思ってしまいます。

日本における石油の歴史をこの本を通じて学ぶことができました。

そしてこの小説は、話の章を主人公の人生を「青春、朱夏、白秋、玄冬」

と分けて書いてあります。

ちょっとおしゃれだと思いませんか?

中国の五行説に基づく考え方で、春は「青春」、夏は「朱夏」、秋は「白秋」、冬は「玄冬」を現しています。

「青春」は16歳〜30代前半
「朱夏」は前半:30代前半〜40代後半で、後半:40代後半〜50代後半
「白秋」は50代後半〜60代後半
「玄冬」は60代後半〜

この小説は「朱夏」からはじまり、第二章で「青春」の青年時代を振り返ります。

「朱夏」では戦後、全資産をなくしてからのスタート。

この「朱夏」での努力が彼の経営哲学の基となる大事な時期です。

私は「朱夏」ど真ん中ですが、この小説より、

この時期で大きく白秋、玄冬が変わっていくのだと思うと

身の引き締まる思いがしました。










2013年10月21日

先日「オーシャンドリーム号船内見学会」に行ってきました。

この船は多数のホール、ラウンジ、プール、ジャグジーを備えた外航客船です。

「ピースボート」というと分かる方も多いかと思いますが、地球一周を何周もしている船です。

1983年に第一回のピースボードが出航し、30年の歴史があるそうです。

3ヶ月かけて世界一周をするのですが、

船内ではいろいろなイベントがありヨガやダンスなどのカルチャースクール、

ジムもあり、英会話レッスン、講演会等もあり、

毎日自分で自主企画し過ごす事ができるそうです。

船内の案内を実際に旅をしてきて10日ほど前に帰国した

ボランティアの方にして頂きました。

船内にはファミリータイプの部屋もあり、

モンテッソーリ国際免許をもつ保育士さんらが乗船しており、

子供たちもいろいろな事を学びながら3ヶ月を過ごせるそうです。

室内はホテルとなんら変わりありません。

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船内でたくさんの出会いもあるほか、

各国に滞在するので国境を越えた人々と出会いもあり、

旅行好きな私は想像しただけでもお腹一杯になってしまいます。

案内してくれた女性の方も、ずっと世界一周を夢見ており、

以前は助産婦のお仕事をしてそうですが、

夢を叶え、この船で素晴らしい体験をしてきたようです。

金額は約120万〜。

あ〜私がセレブだったらな〜〜〜。

即行、船に乗るのですが・・・。

老後の夢がまたひとつ増えました。