最後になりますが、イタリアの消費税のことにも少しふれておこうと思います。
イタリアでは消費税はIVA(付加価値税)と呼ばれ、日常生活に必要な食料品などを除いて、通常は21%の税率で課税されます。
この税率はそれこそ今月7月に22%に引き上げられる予定だったようですが、雇用政策との絡みで10月まで3ヶ月間延期になっているようです。
イタリアでは一つの店で154.94ユーロ以上買い物をすると最大で14.5%のIVAの還付が受けられるようです。
ちなみにこれは税込みで154.94ユーロということで、店頭価格の値札表示も基本的に税込み価格になっています。
そして還付を受けるためには、ちょっと面倒な免税手続きがあります。
今回の旅行は見どころ満載のパックツアーのためか自由行動はほとんどなく、幸い?なことグッチをはじめとする高級ブランドの店に立ち寄る時間はありませんでした。
と言う訳で今回は免税手続きをする機会はないかなと思っていましたが・・・
ローマでは旅行会社指定の革製品の店に立ち寄ったのですが、税金還付を受けるつもりなのか、家人はここぞとばかり155ユーロ以上の買い物をすべく店内を忙しく動き回っています。
確かに155ユーロの買い物をすればその14.5%の約22ユーロの還付が受けられることになるわけで、買い物の合計が133ユーロから154ユーロぐらいだと、免税還付が受けられない分事実上の出費は多くなることになります。
と言う訳で、家人はめでたく163.10ユーロのお買い上げで、免税手続きの書類を発行してもらうことに。
お店の人は手際良く免税手続きの書類とレシートをホッチキスで止めて渡してくれます。
でも、アレレ、その書類をよく見ると払い戻し税額18.76ユーロと記載されています。
と言うことは税抜きの134.79ユーロに対し還付率は14%弱になってしまいます。
どういう計算でその払戻金額になるのでしょう。
いろいろ調べてみましたが、結局謎のままです。
わずかなことなのでどうでもいいのですが、職業柄ちょっと気になるところです。
そして家人はクレジットの支払手続きを私に任せ、残った時間でさらに土産物を物色しています。
そして免税手続きの書類が全部終わった後で、新たに購買意欲をかき立てるものが見つかったのか、18ユーロ程度の品を現金でさらに買おうとしています。
この分は免税還付を損したなと思っていると155ユーロ以上買っていたからか、お店の人は15%の値引きしてくれるじゃないですか。
あとで他に人の話を聞くと、日本円しか持ってなかった人も約2万円以上買ってくれるならと、免税手続きをせずに直接、免税分を値引きしてくれたそうです。
なんだ、為替の問題もありますが、ややこしい免税手続きをしなくていい分、そっちの方が楽じゃないかと思います。
日本でも問題になった事実上の消費税還元セールですね。
さて、帰国の際、ローマ空港で免税商品が入ったスーツケースと免税手続きの書類をもってキャッシュ・リファンド・カウンターに行き免税手続きをしてもらいます。
係りの人は朝からこんな面倒をかけやがって、とでも言いたげに不機嫌そうに手続きをしています。
スタンプを力まかせにバンバンッと押すと、サインもなにやら書き殴りです。
後はその書類を投函して、1ヶ月ほど先にクレジット引き落とし口座に還付金が入金されるのを待つだけですが、
郵便事情もあまりよくないというイタリア、無事に入金されることを祈るばかりです。
イタリアは観光資源豊かな素晴らしい国ですが、添乗員さんが何度も言っていた言葉がもう一つありました。
「イタリアではレジでも事務処理でもすべてマイペース、サービス精神のかけらもないですよ。」
そう言われたら、思い当たる節がいくつもあった今回のイタリア旅行でした。
イタリアでは消費税はIVA(付加価値税)と呼ばれ、日常生活に必要な食料品などを除いて、通常は21%の税率で課税されます。
この税率はそれこそ今月7月に22%に引き上げられる予定だったようですが、雇用政策との絡みで10月まで3ヶ月間延期になっているようです。
イタリアでは一つの店で154.94ユーロ以上買い物をすると最大で14.5%のIVAの還付が受けられるようです。
ちなみにこれは税込みで154.94ユーロということで、店頭価格の値札表示も基本的に税込み価格になっています。
そして還付を受けるためには、ちょっと面倒な免税手続きがあります。
今回の旅行は見どころ満載のパックツアーのためか自由行動はほとんどなく、幸い?なことグッチをはじめとする高級ブランドの店に立ち寄る時間はありませんでした。
と言う訳で今回は免税手続きをする機会はないかなと思っていましたが・・・
ローマでは旅行会社指定の革製品の店に立ち寄ったのですが、税金還付を受けるつもりなのか、家人はここぞとばかり155ユーロ以上の買い物をすべく店内を忙しく動き回っています。
確かに155ユーロの買い物をすればその14.5%の約22ユーロの還付が受けられることになるわけで、買い物の合計が133ユーロから154ユーロぐらいだと、免税還付が受けられない分事実上の出費は多くなることになります。
と言う訳で、家人はめでたく163.10ユーロのお買い上げで、免税手続きの書類を発行してもらうことに。
お店の人は手際良く免税手続きの書類とレシートをホッチキスで止めて渡してくれます。
でも、アレレ、その書類をよく見ると払い戻し税額18.76ユーロと記載されています。
と言うことは税抜きの134.79ユーロに対し還付率は14%弱になってしまいます。
どういう計算でその払戻金額になるのでしょう。
いろいろ調べてみましたが、結局謎のままです。
わずかなことなのでどうでもいいのですが、職業柄ちょっと気になるところです。
そして家人はクレジットの支払手続きを私に任せ、残った時間でさらに土産物を物色しています。
そして免税手続きの書類が全部終わった後で、新たに購買意欲をかき立てるものが見つかったのか、18ユーロ程度の品を現金でさらに買おうとしています。
この分は免税還付を損したなと思っていると155ユーロ以上買っていたからか、お店の人は15%の値引きしてくれるじゃないですか。
あとで他に人の話を聞くと、日本円しか持ってなかった人も約2万円以上買ってくれるならと、免税手続きをせずに直接、免税分を値引きしてくれたそうです。
なんだ、為替の問題もありますが、ややこしい免税手続きをしなくていい分、そっちの方が楽じゃないかと思います。
日本でも問題になった事実上の消費税還元セールですね。
さて、帰国の際、ローマ空港で免税商品が入ったスーツケースと免税手続きの書類をもってキャッシュ・リファンド・カウンターに行き免税手続きをしてもらいます。
係りの人は朝からこんな面倒をかけやがって、とでも言いたげに不機嫌そうに手続きをしています。
スタンプを力まかせにバンバンッと押すと、サインもなにやら書き殴りです。
後はその書類を投函して、1ヶ月ほど先にクレジット引き落とし口座に還付金が入金されるのを待つだけですが、
郵便事情もあまりよくないというイタリア、無事に入金されることを祈るばかりです。
イタリアは観光資源豊かな素晴らしい国ですが、添乗員さんが何度も言っていた言葉がもう一つありました。
「イタリアではレジでも事務処理でもすべてマイペース、サービス精神のかけらもないですよ。」
そう言われたら、思い当たる節がいくつもあった今回のイタリア旅行でした。