すっかり秋も深まり、食欲にスポーツ、読書にと秋を満喫してます。
今回、読んだ本の中でちょっと面白かった本をひとつ紹介いたします。

[ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話]
将来に心配&不安性なヘッテルと、お金のことばかり考えているフエーテルが経済・社会の構造を暴いていく話です。
この中の「ピノキオ銀行」の話は特に怖かったです。
ヘッテルとフエーテルはサラリーマン時代に土地と家を購入。
定年になりピノキオ銀行員に「地価が高騰しているために今のままでは相続税が大変なことになります。お金を貸すのでそのお金で節税したほうがいいですよ。」と勧められます。
方法としては2人の資産が1億5000万なので、それと同額を借金することでプラスマイナスにゼロして資産がないようにし、借金したお金で1億は保険、5000万は銀行に入れるというものです。
銀行員は借りたお金を割り引いても払った保険以上にお金が増えると説明。
2人は親切な銀行員を信じてその方法をとったのですが数年後・・・。
銀行員から「2人の保険は入っていても仕方ないので解約してお金を返して欲しいと言われます。
実は保険は変額保険で、銀行の契約書には5年で返済となっていたのです。
保険を解約したいが保険会社は運用に大失敗。
保険の1億は5000万に。
銀行には実質、利払いのみ。
泣いたところで親切だった銀行員も「借りたお金は必ず返してください!」の一点張り。
さらには保険は勧めていないとも言い出す始末。
裁判で戦ったものの結局、家と土地を借金のカタにとられてしまうという話です。
ここで怖いのが、一流といわれる銀行ほど裁判に持ち越すと負けてしまう、ということ。
怪しい消費者金融のほうが負けることを恐れ意外と返金に応じる場合が多いとか。
最後の締めに書いてある魔女のおばあさんの悪知恵袋も
「ピノキオ銀行は嘘をつくと鼻じゃなく利益が伸びる」と上手いこと言ってますが、
あまりの怖さに秋を通り越し、真冬になるくらいの寒さを感じました。
しっかり税金に向き合うことから明るい将来の道を切り開くべきですね。
税の相談は福岡市の田中秀樹税理士事務所へ。
今回、読んだ本の中でちょっと面白かった本をひとつ紹介いたします。

[ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話]
将来に心配&不安性なヘッテルと、お金のことばかり考えているフエーテルが経済・社会の構造を暴いていく話です。
この中の「ピノキオ銀行」の話は特に怖かったです。
ヘッテルとフエーテルはサラリーマン時代に土地と家を購入。
定年になりピノキオ銀行員に「地価が高騰しているために今のままでは相続税が大変なことになります。お金を貸すのでそのお金で節税したほうがいいですよ。」と勧められます。
方法としては2人の資産が1億5000万なので、それと同額を借金することでプラスマイナスにゼロして資産がないようにし、借金したお金で1億は保険、5000万は銀行に入れるというものです。
銀行員は借りたお金を割り引いても払った保険以上にお金が増えると説明。
2人は親切な銀行員を信じてその方法をとったのですが数年後・・・。
銀行員から「2人の保険は入っていても仕方ないので解約してお金を返して欲しいと言われます。
実は保険は変額保険で、銀行の契約書には5年で返済となっていたのです。
保険を解約したいが保険会社は運用に大失敗。
保険の1億は5000万に。
銀行には実質、利払いのみ。
泣いたところで親切だった銀行員も「借りたお金は必ず返してください!」の一点張り。
さらには保険は勧めていないとも言い出す始末。
裁判で戦ったものの結局、家と土地を借金のカタにとられてしまうという話です。
ここで怖いのが、一流といわれる銀行ほど裁判に持ち越すと負けてしまう、ということ。
怪しい消費者金融のほうが負けることを恐れ意外と返金に応じる場合が多いとか。
最後の締めに書いてある魔女のおばあさんの悪知恵袋も
「ピノキオ銀行は嘘をつくと鼻じゃなく利益が伸びる」と上手いこと言ってますが、
あまりの怖さに秋を通り越し、真冬になるくらいの寒さを感じました。
しっかり税金に向き合うことから明るい将来の道を切り開くべきですね。
税の相談は福岡市の田中秀樹税理士事務所へ。