2011年11月26日

企業再生

最近はまって読んでいるのが「企業再生」について書かれている本です。

テレビで大久保恒夫氏が出演されているのを見て刺激されたのです。

この方、実業家で現在、セブン&アイ・フードシステムズ代表取締役社長、中央大学客員教授。
ユニクロや良品計画の改革に携わり、赤字の会社を黒字に変えてきた方です。すごいですね。

指揮者が違えば音楽もちがう曲に聞こえるように、指導者で会社も赤字から黒字に変われるんですね。

図書館で企業再生に関するキーワードで捜して読んでいった本の中で、とてもわかりやすく万人受けするだろうなと思った本がこちら。

2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート
長谷川 和廣

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なんと2000社・・・すごすぎます。

2009年8月発売、わずか2ヶ月で8万部を突破する人気でNo.2も出版されています。

この本、実際に長谷川氏が27歳のころから役員、社長をしながら書き込んだ200冊ほどのノートをもとにまとめられています。

ノートには仕事しながら思いついたことを書きとめていたため
「OYATTO NOTE」(おやっとノート)と名付けていたようです。
かわいいセンスですね。

私が共感したのは
「利益はどうしてうまれてくるのかを知っている人は強い!そういう人は1円の重みを知っている」
という言葉。

業績が悪化している企業は収益を無視した経営をしていると長谷川氏はいいます。

普通の会社で70%の社員は会社の利益について関心がないようです。

この意識改革をすることで業績があがっていく。

長谷川氏の細かい分析能力が2000社を変えているのがわかる本です。

私は長谷川和廣氏の「仕事のアマ、仕事のプロ」の本も読みましたが

多少「社長のノート」とリンクする点もありますが、こちらも読みやすくオススメです。

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不況、不況といわれる中でも業績を上げている企業はたくさんあります。

業績が上がっても、下がっても原因と結果を明確に追跡し

視点、意識を変えることで業績向上につながる。

本を通じて教わりました。

私も微力ですが、顧問先の企業の業績向上につながる会計ができれば!
と意識しながら仕事をしていきたいと思います。

私の意識も変えたこの本、やはり一見の価値ありかも・・・。

T.K







posted by 田中秀樹税理士事務所 at 23:48 | Comment(0) | スタッフブログ
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