今日、2月6日から、福岡市天神の福岡ビル9階、西鉄ソラリアステージビル6階で平成24年分の確定申告の無料納税相談が始まりました。

ということで、まずは福岡ビル会場に見学に行ってみると、昨年より5日遅い開設と会場自体が縮小されたせいなのか、9時の受付前から結構な人だかりです。

初日にしてはまずまずの出足かと思いつつ、一通り会場内を見学して、10時過ぎにソラリア会場のほうに行ってみると・・・

もうそこは確定申告最終日の様相。

ソラリア会場は福岡ビルの数倍は広い会場ですが、もう既に満杯で、入場待ちに長蛇の列をなしています。

平日の午前中にも関わらず、会場外の待合室も座りきれない人達が階段やあちこちに座り込んでいる有様。
係りの人に聞くと、2，3時間は待つんじゃないですか、という答えです。

こんなに並んで待ってでも、無料でできるということは、納税者にとってはやはり魅力的なことなのだと実感します。

以前、「確定申告に行くならお早めに」なんて言っていたことも2月16日以前からこの状態ではあまりせかすのも考えものだという気がします。

やはりこの時期は、待ちたくない人のためには有料であっても、「確定申告のことなら税理士へ」をキャッチフレーズにしたいですね。

当事務所でも簡単なものは10,000円から受け付けています。
無料相談会場で待ちたくない方はどうぞご気軽にご相談ください。

平成25年1月より震災復興財源確保法の公布に伴い、復興特別所得税が通常の所得税に２．１％上乗せされることになりました。

これに伴い平成２５年１月以降に支払われる給与、報酬等の源泉所得税についても２．１％上乗せして源泉徴収することになるのですが・・・

これが実に面倒なことになってます。
源泉徴収する金額は報酬額の2.1％ではなく、源泉所得税の2.1％ですから実際の徴収率は報酬額×10.21％というとても細かい金額になります。

当事務所でも昨年末に各顧問先に変更内容と変更後の支払額をお知らせ文書で説明したのですが、
案の定うっかり忘れて従来の金額で振り込むケースや顧問料を口座振替にしている会社は銀行の変更手続きが遅れているところが結構多いですね。

そしてその徴収額ですが、例えば報酬が3万円なら今まで3,000円だった源泉徴収額が、3,063円になります。
従って従来の金額を振り込まれたりすると、当事務所では63円が過入金となります。
この63円を巡って、顧問先と返金するの、どうするだのといった、本当にくだらない連絡や事務作業を双方の貴重な時間を費やして行う羽目になります。

さらに、3万円をまるまる手取りで受け取っていた場合は今後も手取りを変えない場合はわずかながら報酬の実質値上げということになりますね。

この場合、今後消費税がアップすれば、手取りで3万ちょうどにするには計算が益々ややこしいことに。

又、現金集金などは1円玉まで準備しなければならないので、双方とても手間がかかることになります。

そもそも２％はまだいいとしても、０．１％は一体何なんですかね。
冗談交じりに「顧問先には復興所得税には消費税が加算されているかも？」なんて答えてます。

この復興所得税の源泉徴収、顧問先のみならず、他の税理士に聞いてもかなり不評です。
これが平成49年まで25年間も続くのかと思うとぞっとしますね。
是非早々に改正をして頂きたいものです。

平成25年も始まったばかりですが、私の事務所でも年末調整のやり残しに大わらわの毎日です。

そんな中、毎年のことですが、当事務所の仕事始めの日に確定申告の資料を持参される方がいらっしゃいます。

とにかく税金のことだけはキチンとしておかなければ気が済まないという方ですね。

いささか気が早いような感じがしますが、その立派な納税意識には頭が下がる思いです。

そのような年が明ければ確定申告のことが気になって仕方がないという人のために、今年はちょっと早めに確定申告相談会場のご案内です。

まずは、天神の福岡ビル9階大ホールで行われる「税理士会による申告相談センター」。

こちらは昨年より開催日が遅くなり、今年は2月6日（水）から3月15日（金）の土、日、祭日を除く平日（受付は９時〜１５時３０分）に開催されます。

この会場の対象者は、所轄税務署に制限はありませんが、原則として給与や年金あるいは小規模事業者を対象としていますから、
前年の事業所得や不動産所得が300万円を超える人や前年の消費税の課税売上高が3000万円を超える人、
又、不動産や株式等を譲渡した人や贈与税の申告等は受け付けていません。

又、自書申告が原則ですから、申告書自体はパソコンで打ち出せますが、収支内訳書や医療費控除等の付属明細書などはとりあえず自分で書いておいて、分からないところを税理士に尋ねるというようにしておかないと、後でもう一度出直す羽目になるかもしれません。

次に、西鉄ソラリアステージビル6階の西鉄ホール無料相談会場。

ここは福岡税務署、博多税務署管内の納税者の合同申告会場ですが、確定申告全般、又、贈与税の申告もこちらで受け付けます。

こちらも2月6日から3月15日の土、日、祭日を除く平日（受付は9時から16時）まで。

ただ、ソラリア会場は閉庁日対応の日があり、2月24日（日）と3月3日（日）は、相談、申告書受付をしてくれます。
こちらの会場も3月10日以降の混雑ぶりは例年半端じゃないので、行くならお早めに。

又、福岡税務署管内の納税者であれば福岡税務署の５階会議室で期前と期後の会場が開催されています。

期前会場は１月４日（金）〜２月５日（火）の平日（受付は9時から16時）。

期後会場は３月１８日（月）〜４月１日（月）の平日（受付は9時から16時）。

どちらも所得税の還付申告や消費税の申告が中心になるかと思いますが、所得税の納税が生じる方は、期後会場で申告すると期限後申告になるのでご注意を！

南区在住の納税者であれば、南区役所の市民税申告会場の片隅に税理士コーナーもあります。

こちらは２月１８日（月）から３月１２日（火）（受付は9時から16時）。

この会場も原則として前掲の給与や年金あるいは小規模納税者が対象で住基ネットカード持参者や代理送信希望者のための電子申告会場となっています。

上記はすべて無料会場ですが、有料でもいいという方は九州北税理士会福岡支部主催の有料還付申告書作成会が今年も下記の要領で開催されます。

開催日　2月9日（土） 、2月16日（土） 、2月23日（土） 、3月3日（日）

開催時間　１０時〜１７時（受付は１６時まで）

開催場所　西鉄グランドホテル２階特設会場

料　金　申告書１件につき５，０００円

お問合せ先　０９２−７２５−６５３３（会場についてのお問合せ専用電話となっています。個別の具体的な申告相談はご遠慮ください。）

この会場は、申告書１件につき5,000円の料金が必要ですが、無料会場で待ちたくない、自分で書類を書きたくない、会社が休みの日にあまり待たずに申告を済ませたい方にはお奨めです。

又、利用者には駐車場が無料で利用できますので、買い物に来たついでに申告を済ませる、
なんてのもいいかも知れませんね。

最後になりますが、ややお金はかかりますがやっぱり任せて安心なのは税理士ですね。

ということで

確定申告、相続・贈与の申告のことなら福岡市中央区の田中秀樹税理士事務所。



やはりここが一番お勧めですかね。

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