2014年08月26日

ディズニーとジブリ

今年の8月は長雨で、休日は家でDVD鑑賞する機会が増えました。

巷ではレリゴー、レリゴーの歌声を聞かない日はありませんでしたが、今年の「アナと雪の女王」の大ヒットはすごいですね

子供が成長してからというもの劇場アニメ映画は見なくなったので、大ヒットと言われてもあまり関心はなかったのですが、
娘が映画館で見ておきながら、さらにセルDVDまで買ってくるに至っては、まずは一見ということで鑑賞してみると・・・

久々に見たディズニーアニメですが映像といい、歌といい、子供にも分かりやすい単純明快なストーリーといい、やはり文句なしの素晴らしい作品でした。

しかしなんといってもその大ヒットの勝因は、小さい子供たちにも親しみやすい日本語版の歌であったり、ロードショー上映中からレンタルやセルを開始するという、様々な興行元の企画力ではないかと思います。

ところで日本のアニメ映画界はというと、テレビアニメの劇場版とスタジオジブリ作品が中心ですが、
一方は利益重視の安易な企画とかたや良質な作品を追及する職人集団と2極化しています。

特に最近のジブリ作品は大人の鑑賞にも耐えうる良質な作品を追及するあまり小さい子供たちが素直に楽しめる作品が少なくなってきているのではないかと感じます。

最近の「思い出のマーニー」もヒットはしているものの興行的には厳しいと言われています。

やはりアニメなんですから、「トトロ」みたいに理屈ではなく、まずは歌や物語で子供を夢中にさせる作品をもっと増やしてほしいですね。

制作部門を解体するというスタジオジブリですが、ひところの家電メーカーのように技術や機能の開発だけが先行して消費者がついてこれない状況に似ているような気がします。

映画製作も企業と同様に技術や営業だけでなく、財務や企画など収益とのバランスをうまくまとめていかないと成長が難しいことを実感させられますね。

がんばれジブリ!

posted by 田中秀樹税理士事務所 at 09:07 | Comment(0) | 所長ブログ
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