2013年09月09日

東京五輪決定

2020年東京夏季五輪・パラリンピック万歳!!
東京では1964年以来56年ぶり2回目の五輪開催です。
嬉しいですね。7年後ですが、今から楽しみです。

tokyo2020.jpg

お祝い兼ねて、オリンピックについて調べてみました。

もともとオリンピックは、古代ギリシャで神様をたたえるお祭りとして、
ギリシャ全土から選手が集まるスポーツの祭典でした。
いわゆる古代オリンピックです。
それを、フランスの、ピエール・ド・クーベルタン男爵が1500年以上たった
19世紀の末にから復活させようと提案し、今のようなオリンピック、
いわゆる近代オリンピックが始まりました。

クーベルタンがオリンピックを復活させた目的は
「スポーツを通して、体と心をきたえよう、世界のいろんな国の人と交流しよう、
そして平和な社会を築いていこう」というもので
この考えのことを、「オリンピズム」といいます。

オリンピズムの根本原則、規則、付属細則を成文化したものが「オリンピック憲章」
オリンピック憲章に書いてあることは、大きく分けて2つあります。
1つは、オリンピズムという理念の内容や、オリンピズムを広める運動=オリンピック・ムーブメントとは何かについて。
もう1つは、オリンピックを開催するにあたっての、いろんな決めごとについて。
今回の開催都市に東京が選ればれたように、
オリンピックを開催する都市はどうやって決めるかとか、
新しい競技を追加するにはどうするかとか、
運営のルールも細かく決まっており、それがオリンピック憲章に書いてあります。

そしてIOC(国際オリンピック委員会)は、オリンピズムを世界に広めるための活動の最高機関。
オリンピック憲章は時代にあわせて何度も改訂されて、今日に至っています。

ちなみに、スイスのローザンヌにあるオリンピック・ミュージアムには、
最初のオリンピック憲章から最新のものまで、すべてのオリンピック憲章が残っています。

オリンピック憲章の「IOCの使命と役割」というところに環境保全について書いてあり、
2003年までのオリンピック憲章では、
オリンピック競技大会やオリンピック・ムーブメントが必ず環境に関心を示すようにする、という内容でしたが、
2004年以降の憲章では、環境問題に関心を持ち、啓発・実践を通してその責任を果たすとともに、
スポーツ界において、特にオリンピック競技大会開催について持続可能な開発を促進することとなり、
環境について関心を持ったり注意をうながしたりするだけでなく、実際に環境を守る取り組みを実践していきます、とさらに積極的な内容になりました。

上記内容を考えると、日本には放射能問題という大きな環境問題がありますが、
東京開催に向けて、真剣に7年後までに解決し、世界中の多くの方に素晴らしい祭典を
繰り広げていただきたいと思います。

posted by 田中秀樹税理士事務所 at 09:24 | Comment(0) | スタッフブログ
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