2013年08月17日

永遠の0

「読んでよかった!」と思える作品に出会えるって幸せですよね。

まさにそれがこの「永遠の0」でした。

私の中での今年一番の最高傑作間違いなしです。


zero.jpg

2009年に講談社文庫から文庫化されているので、読むのが遅かったのですが

ちょうどお盆に読んだので、8月15日の終戦記念日には「戦争」

について今一度考えさせられました。

戦後の日本は、戦争を体験した当時の人の想像を絶するような変化を遂げました。

高度成長を向かえ、国は豊かになり、不景気といわれる現代も

当時にくらべれば何不自由ない生活です。

この本を読むと、日本は豊かさを手に入れましたが、たくさんの命はもちろんの事、

他にも日本人としての大切な心も失ってしまったように感じます。

何度と涙がでてしまうシーンがありました。

絶対二度と戦争など起こしてはいけない!

このことを風化させないよう子供と再度話し合いました。

子供が「終戦記念日にはテレビでも戦争についての番組がある?あったら見たい!」

というので探しましたが、今、特番を組んでるところ局はわずか・・・。

それも「今後の日本は自衛隊を増やすべきか?」を論じたり・・・。

戦後68年です。

決して忘れてはいけないと私は思います。

子供がこの本を理解できる歳になったらぜひ読んで欲しいし、

また多くの方にも読んで頂きたい本です。

12月には映画も公開されるので楽しみです。



posted by 田中秀樹税理士事務所 at 06:58 | Comment(0) | スタッフブログ
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