流行ってますね。半沢直樹。
私も噂を聞きつけ、見てみましたが面白いです。

作者の池井戸潤さんは慶応義塾大学卒業後の三菱銀行勤務。
その後の金融コンサルタント業を営んでおり、
その経歴を生かした金融業界を舞台とした小説やビジネス本の執筆が多いようです。

『果つる底なき』で第４４回江戸川乱歩賞、
『鉄の骨』で第３１回吉川英治文学新人賞、
『下町ロケット』で第１４５回直木賞を受賞というかなりの実力派。

『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』
を脚色しドラマ化されたのが「半沢直樹」。

「やられたらやり返す。倍返しだ」
悪は悪。
しっかり悪を捕らえた設定がいいですね。
丁重ながらも、切れのいい論破に見ているほうもすっきりします。

原本を読みたいのですが、図書館で探してもほとんど貸出中。
やっと届いたのがこの３冊。



『鉄の骨』は700ページ弱ありますが、建設会社の談合についての話で
面白くて一気に1日で読んでしまいました。

昨年出版された『七つの会議』もNHKでドラマ化されて
ますます池井戸ワールドが広がっていきます。

好きな作家さんがひとつ増えました。