2012年04月23日

古典は面白かった!

ばっさり髪を切りました。

ずっと切りたかったのですが、入学式に着物を切る為に我慢していたので、
式が終わるとすぐに美容室へ。

美容室で楽しみが「雑誌」。

全く雑誌を買わないので、美容室、病院に行くとここぞとばかりに読み漁ります。

一度、美容師さんに

「自分がきれいになる瞬間なんだから、雑誌ばかり読んでないで

自分が変化していく過程をチェックしておかないとダメだよ。」

と叱られたこともありますが、

「どうせまた髪伸びるし・・・。」と思って、

やはり雑誌を読むのをやめられません。

そして今回も面白い記事を発見。

その記事のライターが古典にのめりこむようになったきっかけとなった「宇治拾遺物語」。

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なんとこの話、今でいう変態ストーカー。

平貞文(たいらのさだふみ)が、本院侍従のあまりの美しさに心を惹かれます。

貞文は優れた歌人で、恋文により落としてきた女性も多く、

かなりのプレイボーイだったようなのですが、

本院侍従にだけは思いが伝わらず、いくら恋文を送ろうが返事がこない・・・。

そこで貞文は、当時の貴族の方々は用を足す際に

壷のようなものを利用していたようなんですが、

本院侍従のその壷を強奪しようと考えます。

「これで百年の恋も冷めるだろう。」と思いきや、奪ったそのブツが・・・。

そのものを嗅いだりつついたりするわけですがこれがなんと、

あまりに素晴らしい香り。

そしてますます好きになってしまう、というお話。

実は本院侍従のほうが一枚上手で、わざと召使に香りよく作らせ、

それを奪わせたようですが。

「宇治拾遺物語」はとても長い話で、これは一部の話のようですが、

こんな古典だったら、私も高校生の頃、古典にはまったかも・・(笑)。

古典なんてまるで外国語で、訳しなさいといわれても、

分かる意味に品疎な想像を加え解答するだけで、

まったくもって面白くなかったような・・・。


とすっかり雑誌にのめり込んでしまったわけですが、

顔をあげて仕上がった私の髪型を見てみると

まるで美容家「IKKOさん」のよう・・・。

「やだ〜、どんだけ〜!!(笑えない・・・)」

T.K

posted by 田中秀樹税理士事務所 at 18:26 | Comment(0) | スタッフブログ
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