先日、図書館でふと手にした本がこちら
『ダライ・ラマ法王に池上彰さんと「生きる意味」について聞いてみよう』
私、池上彰さんはNHK子供ニュースの頃から、非常にわかりやすくて大ファンです。
この本を読んで驚いたのが、ダライ・ラマ法王の後継者選び。
法王というと「ローマ法王」を連想してしまいまうのですが、
(たしかダン・ブラウンの「天使と悪魔」でも出てきたと思いますが)
ローマ法王はコンクラーベ(枢機卿たちによる会議)によって選ばれます。
しかしダライ・ラマ法王は「輪廻転生」という考えの下、選ばれるらしいのです。
つまり(ネットでも調べてみたのですが)法王の死後、
魂が転生しそれが少数の僧侶たちに直感的に伝えられて、
その方角、地域を特定し、僧侶たちがその生まれ代わりを探し出すらしいのです。
選ばれる新法王は誕生時の特徴的な出来事、遺品に対する反応や、
側近しか知らないはずの癖などで判定。
ちなみに現在のダライラマ14世は、小さな農家に生まれた九人目の子供で、
三歳の頃、いくつかのお告げに導かれ、迎えに来た僧侶の知らないはずの名前を呼び、
さらに先代の遺品を見て「これ、ぼくのだ」と言ったらしいのです。
この本にもダライ・ラマ14世自身が
『母の話によりますと、私は「ここは私のいるべき場所ではない。
誰かが私を見つけにくるんだ」と言っていたそうです。』と述べています。
ただ彼自身、そのことは覚えていないらしいですが・・・。
毎回ダライ・ラマとして生まれてくるのは大変ではないですか?という質問にも
みなさんと一緒で、私も前世は誰だったなどわからないのです。と答えています。
そして以前、夢で前世のような夢を見たことがあるが、
そのときはエジプト王制の囚人だったとか。
子供の頃は、いろいろな訓練や修行に「普通の子供だったらよかったのに」
と思うことはよくあったと述べており、
とても親しみやすい方で、本を読み進めるうちに「法王」という肩書きを忘れて
一人の人間としてダライ・ラマが好きになっていきました。
もちろんこの本は「生きる」といテーマを中心に書かれており、
ダライ・ラマ法王の答えに共感・納得してしまう点も多く
読む価値大の本でした。
時期総理候補がニュースになっていますが
厳選なるダライ・ラマ法王選びのように
『日本を変えるために生まれてきた』
というような人だったらいいのですが・・・・。
T・K
『ダライ・ラマ法王に池上彰さんと「生きる意味」について聞いてみよう』
私、池上彰さんはNHK子供ニュースの頃から、非常にわかりやすくて大ファンです。
この本を読んで驚いたのが、ダライ・ラマ法王の後継者選び。
法王というと「ローマ法王」を連想してしまいまうのですが、
(たしかダン・ブラウンの「天使と悪魔」でも出てきたと思いますが)
ローマ法王はコンクラーベ(枢機卿たちによる会議)によって選ばれます。
しかしダライ・ラマ法王は「輪廻転生」という考えの下、選ばれるらしいのです。
つまり(ネットでも調べてみたのですが)法王の死後、
魂が転生しそれが少数の僧侶たちに直感的に伝えられて、
その方角、地域を特定し、僧侶たちがその生まれ代わりを探し出すらしいのです。
選ばれる新法王は誕生時の特徴的な出来事、遺品に対する反応や、
側近しか知らないはずの癖などで判定。
ちなみに現在のダライラマ14世は、小さな農家に生まれた九人目の子供で、
三歳の頃、いくつかのお告げに導かれ、迎えに来た僧侶の知らないはずの名前を呼び、
さらに先代の遺品を見て「これ、ぼくのだ」と言ったらしいのです。
この本にもダライ・ラマ14世自身が
『母の話によりますと、私は「ここは私のいるべき場所ではない。
誰かが私を見つけにくるんだ」と言っていたそうです。』と述べています。
ただ彼自身、そのことは覚えていないらしいですが・・・。
毎回ダライ・ラマとして生まれてくるのは大変ではないですか?という質問にも
みなさんと一緒で、私も前世は誰だったなどわからないのです。と答えています。
そして以前、夢で前世のような夢を見たことがあるが、
そのときはエジプト王制の囚人だったとか。
子供の頃は、いろいろな訓練や修行に「普通の子供だったらよかったのに」
と思うことはよくあったと述べており、
とても親しみやすい方で、本を読み進めるうちに「法王」という肩書きを忘れて
一人の人間としてダライ・ラマが好きになっていきました。
もちろんこの本は「生きる」といテーマを中心に書かれており、
ダライ・ラマ法王の答えに共感・納得してしまう点も多く
読む価値大の本でした。
時期総理候補がニュースになっていますが
厳選なるダライ・ラマ法王選びのように
『日本を変えるために生まれてきた』
というような人だったらいいのですが・・・・。
T・K