2011年02月13日

生と死の間

先日、知人が赤ちゃんを出産し産婦人科に見に行ってきました。
不妊治療そして高齢出産だったので、私の喜びもひとしおです。

誕生.png

赤ちゃんを見ると癒されます。
自分が出産した時のことを思い出しますし、自分の子供と知人の赤ちゃんと比較して
自分の子の成長に感謝してしまいます。

よく出産の痛みを「鼻からスイカ!がでてくる程」って変な例えをしますが
出産すると分るんですよね。例えようのない痛みなんです。
知人も「分る!」と言ってました(笑)

しかしそんな喜びもつかの間、3日後、知人の祖母が亡くなりました。
生まれ変わりなんて言葉がありますが、そうなんでしょうか?

私の母や叔母は、何人かの死に際に立ち会ったそうですが、
「人間は最後に涙を流す」と言ってました。
(もちろんそうでない方もいらっしゃるでしょうが。)

その涙が、何かを思っての涙なのか?
ただの分泌物なのか?
なぜ赤ちゃんは泣いて生まれてくるのか?

昨年、京都大霊長類研究所の研究グループ教授が面白い
研究発表をしました。
ギニアのボッソウ村のチンパンジーの赤ちゃんが病死した際、
母親が死骸を背中に27日間おんぶして生活するのを確認。
というものです。
研究グループでは「愛情や弔いの表れ」と推測しています。
チンパンジーも死を受け入れるのに時間がかかるのでしょうね。

生と死は謎だらけです。

T.K
posted by 田中秀樹税理士事務所 at 10:16 | Comment(0) | スタッフブログ
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