同じまちブログの「有限会社防犯環境研究所」さんのブログの「防犯」を見るたび
思い出してしまうエピソードがあります。



知人（女性）の話ですが、帰宅時歩いていると、前からコートを着た、いかにも怪しい男が
自転車に乗ってきたらしいのです。

何事も無く横を素通りしたのですが、安心したのも束の間、
後ろで「キーィ」というブレーキ、そしてＵターンして
こちらに向かってくる自転車の音が・・・・。

前には女子高生が２人、道は１本道で横に逃げれる道はありません。

後ろから自転車がどんどん近づいてきます。知人は自然に早足に・・・。

そして知人の隣に自転車が迫って来て、その怪しい男は



「あんたじゃな〜い。」

と言って通り過ぎたらしいのです。

そして前にいた女子高生の前でコートを開いて、女子高生の「キャー！」と叫ぶ声が・・・。

この話を聞いたとき、同じ女性として何と言葉をかけてあげたら良いのか困りました。

「歳を取るのも防犯のひとつね」なんて笑い話に変えましたが、

差別だ！というのも変な話ですし、複雑です。


もうひとつ、私の父の話ですが、

何年か前、年末年始を福岡で過ごし、帰省する際、大名でバイクの引ったくりに遭いました。

当時、父はハンドバックを持参しており、たまたまですが財布も携帯も
上着に入れ、バックの中には血圧の薬のみ。

父は一瞬の事で、何が起こったかわからなかった。と言ってました。
その事件以降、父は斜め掛けバックにしています。

犯人の荷担をするわけではありませんが、正月早々、盗んだものが「血圧の薬」なんて
おみじくの「凶」を引いたと同じ心境でしょうね。

ダミーバックを持つのも防犯になるでしょうか？（笑）

年末年始、引ったくり事件、十分ご注意くださいね。
　
Ｔ．Ｋ