2010年11月03日

簿記の魅力

私は現在、簿記を勉強中です。



学生の頃、簿記を学びましたが、その時は全く面白いとは思いませんでした。



社会人になり必要に迫られ簿記の勉強を始めたのですが、



学生の頃には感じれなかったものが・・・。



それは「簿記は美しい!!」という事です。



簡単に言ってしまえは「簿記」はお金の流れを記録したものですが、



それが貸借対照表や損益計算書になり、形を変え見事に収まるのです。



学生の頃は単なる数字の羅列としか思えなかったものが、



ちゃんと意味を知ることで、



まるで万華鏡のごとく回すたびに変化し、美しい姿を見せてくれます。



簿記の歴史は長く、貨幣経済の誕生と共に発明され、古代にまで遡ります。



この頃は単式ですが、14世紀からヴェネチアの商人により複式簿記が発明されたようです。



「有難う、ヴェネチア商人! 今日の仕事ができるのもあなた方のおかげ。」



と感謝したくなります。



ちなみに「簿記」は英語で「Bookkeeping」。



「ブッキー」や「ボッキー」と言っていたらしいのですが、



これを福沢諭吉が「簿記」と訳したとか。



「ブッキー」だったら何の字が当てられていたんでしょうね?

bookkeeping.jpg
                                    T・K

posted by 田中秀樹税理士事務所 at 09:35 | Comment(0) | スタッフブログ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
bnbn